開発日誌

同人ノベルゲームの開発に関することを散文形式で書く。とは限らない。

コミックマーケット100お疲れ様でした

 
 お越しいただいた皆さんありがとうございました。

 新刊が出せて本当に良かった……。印刷会社さんに頼むのも(冊子では)初めてだったりいろいろ新しい経験が積めた。

 

 

頒布物の経緯

 今回頒布したポスアポ小説『つまり人間』は、3月ごろからアイデアを考え始めていました。

 無事思いついたので夏コミに申し込みました。

 

 ただ、もっとずっと前から「ポストアポカリプス書きたい」という欲求自体はありました。『ビフォアラ』完成直後くらいから。

 つくばに住んでいると、ポスアポのことをよく考えます。

Tsukuba

 

 そして、今回表紙をImage Laboの宇野山むじさんに描いていただきました。

 以前からむじさんのゲームやイラストを拝見しており、いつかイラストを依頼できればと考えていました。また、むじさんが『ビフォアラ』をプレイしてくださっていたというご縁もありました。

www.pixiv.net

 

 おかげさまで素敵な表紙になりました。小説の本文以上に『つまり人間』の世界を表現しています。ありがとうございます。

表紙をじっくり見てから読み始めよう

夏コミ当日のこと

 ずっと1人で売り子をしていたので、買い物が(ほぼ)できなかった。無念。

 

天井は撮る

 でも色んな方とお会いできたので、ちゃんとイベントに参加した甲斐がありました。来られた方全員に対応できたのは初めてかもしれない。その点はよかった(これまでは、買い物で席外してて、その間に来た人と会いそびれたとかがあった)

 久しぶりにイベントでお見かけした方、『ビフォアラ』の感想をおっしゃってくださる方……。『ビフォアラ』について質問リストを作ってきてくださった方もいて、すごく嬉しかったです。皆さんお話ししていただきありがとうございました。

 

 あと、常時マスクつけてたので会場のにおい(比喩でなく)が感じられなくて、その点もやや残念だった。コミケ会場特有のにおいがあるでしょう。建材と大量の紙と人いきれの混ざったにおい。いや、そんないいにおいか? と言われるとそうでもないんですが。でも「コミケのにおい」として記憶の深くにしみついている。

今後

申し込み済みのイベント

 どちらもSF小説で申し込んでいます。少なくとも『つまり人間』は持っていきます。受かれば。

次回作

 夏コミ会場で、「新作ノベルゲームを出す予定はあるか?」と何人かの方から聞かれました。

 今のところ未定ですが、考えてはいます。アイデア出しの段階です。

最近読んだ本

 閉鎖空間SF。冒頭から読むのが止まらなくなる。本当にノンストップで読んでた。上巻読み終わったら下巻を即Kindleで購入。謎とその解明と次の謎がどんどん出てくる。限られた空間内で、主人公が試行と推理を積み重ねていく細かな描写が魅力。

 

 ラストで全てのつじつまが次々と合っていくさまに圧倒される。何度もため息が漏れる。それも喜びというよりは、苦い気持ちとともに。

 

 以上です。