コミックマーケット100お疲れ様でした
お越しいただいた皆さんありがとうございました。
設営思ったより早く終わった。
— 山科 (@jnc_klg) August 13, 2022
夏コミ東P10b「人工くらげ」です。来てね。非接触式本文サンプルもあるぞ。 pic.twitter.com/BbkQXizvfN
新刊が出せて本当に良かった……。印刷会社さんに頼むのも(冊子では)初めてだったりいろいろ新しい経験が積めた。
頒布物の経緯
今回頒布したポスアポ小説『つまり人間』は、3月ごろからアイデアを考え始めていました。
夏コミの参加申し込み、出す小説のアイデアを3月7日までに思いつけるかどうかにかかっている。
— 山科 (@jnc_klg) February 24, 2022
無事思いついたので夏コミに申し込みました。
ただ、もっとずっと前から「ポストアポカリプス書きたい」という欲求自体はありました。『ビフォアラ』完成直後くらいから。
つくばに住んでいると、ポスアポのことをよく考えます。
そして、今回表紙をImage Laboの宇野山むじさんに描いていただきました。
以前からむじさんのゲームやイラストを拝見しており、いつかイラストを依頼できればと考えていました。また、むじさんが『ビフォアラ』をプレイしてくださっていたというご縁もありました。
おかげさまで素敵な表紙になりました。小説の本文以上に『つまり人間』の世界を表現しています。ありがとうございます。
夏コミ当日のこと
ずっと1人で売り子をしていたので、買い物が(ほぼ)できなかった。無念。
でも色んな方とお会いできたので、ちゃんとイベントに参加した甲斐がありました。来られた方全員に対応できたのは初めてかもしれない。その点はよかった(これまでは、買い物で席外してて、その間に来た人と会いそびれたとかがあった)。
久しぶりにイベントでお見かけした方、『ビフォアラ』の感想をおっしゃってくださる方……。『ビフォアラ』について質問リストを作ってきてくださった方もいて、すごく嬉しかったです。皆さんお話ししていただきありがとうございました。
あと、常時マスクつけてたので会場のにおい(比喩でなく)が感じられなくて、その点もやや残念だった。コミケ会場特有のにおいがあるでしょう。建材と大量の紙と人いきれの混ざったにおい。いや、そんないいにおいか? と言われるとそうでもないんですが。でも「コミケのにおい」として記憶の深くにしみついている。
今後
申し込み済みのイベント
- 文学フリマ東京35 2022年11月20日(日) 東京流通センター
- コミックマーケット101 2022年12月30日(金)~31日(土) 東京ビッグサイト
どちらもSF小説で申し込んでいます。少なくとも『つまり人間』は持っていきます。受かれば。
次回作
夏コミ会場で、「新作ノベルゲームを出す予定はあるか?」と何人かの方から聞かれました。
今のところ未定ですが、考えてはいます。アイデア出しの段階です。
最近読んだ本
閉鎖空間SF。冒頭から読むのが止まらなくなる。本当にノンストップで読んでた。上巻読み終わったら下巻を即Kindleで購入。謎とその解明と次の謎がどんどん出てくる。限られた空間内で、主人公が試行と推理を積み重ねていく細かな描写が魅力。
ラストで全てのつじつまが次々と合っていくさまに圧倒される。何度もため息が漏れる。それも喜びというよりは、苦い気持ちとともに。
以上です。